6秒ループ動画を共有できるTwitter傘下のアプリ「Vine」がアップデートされ、プライベートなショートムービーやメッセージを友だちとダイレクトにやりとりできる新機能「Vineメッセージ」が追加された。
ダイレクトメッセージ機能でユーザー拡大へ
Vineメッセージでは、LINEのトークのような感覚で、特定の1人または複数人に6秒のショートムービーを送ることが可能(メッセージは1対1のみ)。Vine上の友だちだけではなく、電話帳に登録されているメールアドレスやSMS(電話番号)を宛先にして送信することもできる。
Vineのホーム画面を右へスワイプし、右上のビデオアイコンをタップすると、Vineメッセージ用の動画作成が行え、見出しも追加できる。宛先を入力して送信後は、チャット内でテキストメッセージがやりとり可能となる。 なお、通常のVineのタイムラインの共有ボタンから「Vineメッセージ」を選ぶと、公開されている動画も非公開のメッセージに転用することもできる。 Vineでは最近、レベルの高い動画がストリームの多くを占めるような傾向にあり、一般ユーザーには敷居の高い状態になっているという指摘もあった。そうしたなかで「Vineメッセージ」なら、もっとくだらない、あるいはプライベートな動画を手軽に投稿できるので、Vineを使う動機になりうるだろう。 また、Vineユーザー以外にもショートムービーを送信できるという点で、Vineメッセージはユーザーの拡大につながる可能性もありそうだ。