Twitterは米国時間2016年11月15日、ミュート機能の拡大を発表しました。悪意のあるツイートを通知タイムラインから柔軟に消し去ることが可能となります。 新機能では、指定したキーワード(単語、フレーズ、ユーザー名、絵文字)やハッシュタグを含む自分宛て@ツイートの”通知”をミュートできるようになります。また、特定の会話(ツイートへの返信)をミュートすることも可能となります。ミュートしたツイートや会話は、通知タブやプッシュ通知、ショートメール、メール通知で通知されないようになります。 キーワードなどに関するミュートは、通知の設定画面から実行できます。会話のミュートは、ミュートしたい会話に含まれるツイートまたは返信のメニューから有効化します。 ミュート設定の詳細オプション | Twitterヘルプセンター 従来のミュート機能は、ミュート対象がアカウントであり、ミュートしたアカウントによるツイートが自分のタイムラインに表示されなくなるというものでした。他方、今回拡大されたミュート機能は、あくまでも通知をミュートする機能に過ぎません。したがって、あるキーワードをミュートしたとしても、そのキーワードを含むツイートは引き続き自分のタイムラインや検索結果に表示される点に注意が必要です。通知をミュートするという仕様は、今年8月に一般公開されたクオリティフィルター機能と同様です。 【Twitter】あなたのツイートは低品質だとして排除されるのか? 「クオリティフィルター」機能の意味と設定方法を解説 Twitterではそのほか、ツイートを通報する際に問題報告の理由として選択する項目に「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」を追加したり、サポートチームや社内ツールおよびシステムの強化を図ったりするなど、ツイートによる暴力の抑止策を新たに講じています。 — TwitterJP (@TwitterJP) 2016年11月15日
November 25, 2022 · 1 min · 14 words · Mary Hargis