調査会社のIDCは7月23日、2015年第2四半期(4-6月)の世界におけるスマートフォン市場の調査結果を公表しました。世界出荷台数は2014年第2四半期(Q2)に比べて3510万台増加し、3億3720万台になりました。 メーカー別でみると、Samsungの出荷台数は1位ですが、2014年Q2に比べて170万台減少しています。マーケットシェアでは20%を超えていますが、2013年Q3では32.5%に達していたことを考えると、世界的に見て勢いが低下しているのは否めません。

Apple、Huawei、Xiaomi、Lenovoはいずれも2014年Q2に比べて出荷台数を増やしています。2014年Q2に比べて48.1%増加したHuawei、同じく29.4%増加したXiaomiと中国勢の躍進が目立ちます。 Appleも2014年Q2に比べて出荷台数は34.9%増えており、IDCは中国での順調な売れ行きを要因に挙げています。