radiko.jp(ラジコ)の使い方──無料のタイムフリーやプレミアム登録で聴けるエリアフリーなど

radiko.jp(ラジコ)とは

ラジオから聴こえてくる最新の楽曲に耳を傾けたり、はがき職人と言われるほど番組に投稿したりといった文化も今は昔。若者を中心にラジオの聴取率は下がっていると言われています。そんな状況を改善しようと、京都・大阪の民間放送局と電通の14社が一丸となって立ち上げたのが、株式会社radikoです。当初は13社のみだった局も徐々に増え、現在では国内80局以上が参加するまでに広がっています。 スマホやPCさえあればどこでもラジオが聴けるとあってユーザーも拡大し、いまやGoogle Playでは1000万ダウンロードを超える人気アプリとなっています(もちろんiOS版アプリもあり)。また通常のラジオとは異なり、ふるさとの番組や好きな芸能人の出ているローカル番組など、エリア外のラジオ局も聴取できたり、過去1週間の番組アーカイブも楽しめる点は大きな魅力です。

radiko.jpアプリの主な機能

radiko.jpアプリの使い方はいたってシンプル。[ライブ]タブに現在放送中の番組が表示されるので、聴きたい番組をタップすれば放送が流れます。 スマホの位置情報がオフになっていると使えないので、あらかじめ端末の設定からオンにしておきましょう。番組が見つからない時は、画面右下の虫眼鏡アイコンから検索もできます。

聴取画面はこんな感じです。[シェア]をタップすると、LINEやTwitter、Facebookなどで放送中の番組(過去の番組も可)を友だちと共有できます。 シークバーで指定した時点で番組を再生するURLをシェアできるため、みんなにも聴いてほしい曲が流れている、番組に友達の好きなゲストが来ている、なんて場合に便利な機能です。

タイムフリー機能

好きな番組を聴き逃してしまったといった場合に重宝するのが「タイムフリー」機能です。放送終了した番組でも、過去1週間分は聴き直すことができます。 この機能は実証実験段階ということもあり、すべての番組に対応しているというわけではありませんが、いち番組ごとに3時間まで無料で後からでも聴取できるようになっています。

エリアフリー機能

また月額350円(税別)のプレミアム会員に登録すると使えるのが、放送地域に関わらず全国の番組を聴ける「エリアフリー」機能。当地でしか聴けない番組を全国どこでも楽しめるとあって、このためにラジコを使っているというユーザーもたくさんいます。 「エリア外だけど応援するチームの試合が聴きたい」「昔住んでいた場所で慣れ親しんでいた番組がまた聴きたい」「大好きなアーティストのローカル番組も追いかけたい」――そんな人なら課金する価値のある機能でしょう。

まとめ

国内のラジオを聴く、そしてシェアするということに特化したシンプルなアプリですが、80局以上が参加しているだけに選べる番組は膨大です。ただ、一部ではアプリの挙動が不安定という声もあり、電波環境の影響なども受けやすい面があるようです。いずれにせよ、これだけの国内ラジオが聴けるアプリは他にはないので、ラジオ好きもそうでない人も、とりあえずスマホにインストールしておいて損のない1本といえます。

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