「クロマキー合成」と同じ加工が数ステップでおこなえる
テレビの天気予報などで、人物の背景だけが変化する合成映像を見かけることがあります。これは映像の一部を切り抜き、そこに別のイメージを合成する「クロマキー」と呼ばれる手法です。 通常、クロマキー合成をするには、人物のバックに青や緑の背景を用意して撮影するなど大掛かりな準備が必要です。ところが「Makaron」アプリを使えば、スマホのアルバムから動画を取り込むだけで簡単にクロマキー合成のような映像が作成できます。
カメラロールから動画を取り込むと映り込む人物や動物が自動抽出される 操作方法はいたってシンプル。カメラロールからカメラロールから動画を取り込み、数秒待ってから「背景変更」をタップするだけでOK。 アプリ側が自動的に映像の位置関係を把握し、人物や動物などの領域だけを抽出してくれます。
適用できる背景バリエーションが豊富に揃う
背景には端末のカメラロールに保存してある画像を適用できるほか、テンプレートもかなりの数が用意されています。「世界旅行」「海辺」「ナチュラル」などテーマごとに並んでいるので、好みのものも見つけやすいはず。 人物部分をドラッグすると、背景にあわせて自由に位置を移動させられます。
1つの動画に複数の背景を適用すると、いろんな場所を歩いているような不思議な演出もおこなえます(上のGIFのようなイメージです)。
フィルターや彩度調節などで細部のブラッシュアップも可能
切り抜いた人物部分にフィルターをかけたり、彩度やコントラスト調整をおこなったりと、細部のブラッシュアップもおこなえます。色味を少し変えるだけで、背景と人物の写りに違和感がなくなるはずです。 ただ、Makaronではクリップ同士をつなげたり、トランジションやテロップを付けたりなど総合的な動画編集はできません。そのため、1つの素材作成ツールとして活用してください。