LINEは19日、リアルタイム位置情報共有サービス「LINE HERE」(iPhone/Android)を公開しました。 LINE HEREは、友だちや家族、グループなどアプリをインストールしているユーザー間でお互いの位置情報をリアルタイムに共有できるサービス。ログインにはLINEアカウントかFacebookアカウントを利用できます。位置情報を共有したいユーザーをLINEやFacebook Messenger、SMS、URLリンクによってシェアルームと呼ばれるグループに招待すると、シェアルーム内のアイコンが地図上に表示される仕組み。シェアルームには最大200人まで参加できます。 LINEでは、目印のわかりにくい場所や混雑している場所での待ち合わせでも連絡不要で迷わず合流でき、大切な家族の安心のためにも活用できるとしています。 「LINE HERE」の使い方、居場所がバレないように位置情報の共有を一時停止する方法など
目標地点を設定する場所通知機能
現在地以外の共有以外にも場所通知機能も用意されています。同機能は、特定の目標地点(自宅、学校、会社、商業施設など)を設定することで、シェアルーム内のユーザーが目標地点に近づいたり去ったりしたときにプッシュ通知を受信できるようするもの。子どもの通学・通塾や自宅にいる高齢者の見守りなどに活用されることが想定されます。
共有時間を指定できるタイマー設定機能、任意の共有オフ機能
シェアルームに参加すると、原則として他ユーザーにリアルタイムで位置情報を共有することになります。もっとも、ユーザーの目的や用途に応じた利用やプライバシーへの配慮から、シェアルームごとに位置情報共有が有効な時間を指定できるタイマー設定を利用可能。
タイマーはデフォルトで2時間に設定されており最大で24時間まで伸ばすことができますが、個々のユーザーがタイマー設定を無効化して共有時間を無制限にすることもできます。時間の設定はシェアグループ内のすべてのユーザーにひとしく適用される点に注意が必要です。さらに、一時的に位置情報の共有をオフにしたい場合は、任意で「私の位置情報をシェア」を無効にすることが可能で、意図しない共有を防ぐことができます。