しかし、いざトーク履歴を復元するときになって、トラブルが発生するユーザーが少なくありません。「バックアップされたトーク履歴が見つかりません」と表示されたり、「読み込み中…」のまま進まなかったり、その症状はさまざまです。 そこで本記事では、トーク履歴が復元できないトラブルに見舞われたとき実際に解決できた方法をベースに、試したい対処法をまとめました。 しかし、バックアップしたトーク履歴のデータ自体はLINEではなく、クラウド(iCloud /Googleドライブ)に保存されています。ここで「OK」を押しても、バックアップ済みのトーク履歴は消えません。 後述するように、AndroidスマホではLINEの設定画面からいつでもトーク履歴を復元できますし、iPhoneでもLINEアプリをインストールし直せばトーク履歴を何度でも復元できます。バックアップさえしっかり取得できていれば、トーク履歴を復元させられる可能性は十分にあるのです。 そのため、トーク履歴のバックアップ自体が正常におこなわれていなかった場合、残念ながら復元は難しいと言わざるを得ません。ただ、Android版LINEの場合、まだトーク履歴を再取得できる可能性は残っています(詳しくは後述)。 なお、LINEアプリをアンインストールしても、アカウントデータやトーク履歴は消えません。 一度電源をオフにし、iPhoneを再度起動させておきましょう。やり方が分からない人は以下の記事を参考にしてください。 電波の強度が極端に弱かったり「×」や「!」が表示されていたりする場合は、正常にインターネット接続できていない状態です。モバイルデータ通信の場合は別のエリア(屋外など)に、Wi-Fi通信の場合はルーターの近くに移動して、あらためて電波強度を確認しましょう。 しかし、性能の悪いWi-Fiルーターや、多数の人が接続する公共のWi-Fiなどに接続していると、電波が強いような表示が出ていても実際には通信速度が遅いというケースがあります。 そんなときは、あえてWi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えることで改善する可能性もあります。 「中古のiPhoneを買った」「知人や家族から譲り受けた」という人は、移行先のiPhoneのバージョンが最新でないことも少なくありません。時間を見つけて、iPhoneを最新版にアップデートしましょう。 ただ、アップデートする場合は、バッテリー残量とWi-Fi接続を確認し、所要時間(10〜20分)を確保してからおこなってください。詳しくは以下の記事で解説しています。 iCloudはApple IDに紐づいているので、バックアップ時と異なるApple IDでiPhoneにログインした状態だとトーク履歴をインポートできません。 新スマホで新規Apple IDを取得した覚えがある人は、いったんサインアウトしてバックアップ時のApple IDでログインし直してください。 確認メッセージを一読し、問題なければサインアウトをタップして完了です。 ここをタップし、旧iPhoneで使っていたApple IDを入力してログインください。 トーク履歴の復元に失敗した場合、旧端末でトーク履歴のバックアップを取得し直した後、新しいスマホで復元できるか試してみましょう。 Android版LINEでは、設定からいつでもトーク履歴を復元させられるので、ログインを完了させてしまっても特に問題はありません。 もし確認ボタンを押してしまうと、その瞬間LINEアプリが初期化され、バックアップの再取得は完全に不可能となってしまいます。 「Googleアカウント」項目をタップし、新しい端末でも利用するGoogleアカウントを選択し直しておくといいかもしれません。 これでトーク履歴が正常に復元されているか、確かめてみてください。
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January 7, 2023 · 1 min · 27 words · Jason Sanchez