また、プラスチックのリアルカード(Kyash Card/Kyash Card Lite)を発行すれば、全国のVisa加盟店でクレジットカードとほぼ同じように使うことも可能です。とはいえ、バーチャルカードというサービスは日本ではまだあまり馴染みがなく、どういった流れで決済に使うのかイメージしづらい人も多いでしょう。 そこで今回、実際にKyashを使ってコンビニで買い物をしてみました。支払うまでの一連の流れや利用上の注意点、おすすめの使い方などを詳しく解説します。 Kyashアプリで表示される16桁のカード番号、3桁のセキュリティコード、有効期限などの情報を「Apple Pay」や「Google Pay」といったスマホ決済システムに登録することで、QUICPayとして電子マネー決済をします(詳しい手順は後述)。 なお、070、080、090で始まる電話番号を保有していない場合は認証ができません。その場合は別途SIMを契約し、これらの番号を入手するほかないでしょう。 スマホで2つの電話番号を持つ方法──年間440円で080や070の番号を取得可能 本人確認は必須ではありませんが、今後も長くKyashを使っていきたいなら済ませておくのがおすすめです。 なお、「イマすぐ入金」はいわゆる「あと払い」のサービスなので、利用には審査が必要です。未成年などは制限される可能性もあるため注意してください。 そのため、Kyashを使って実店舗で支払いをするには「Apple Pay」や「Google Pay」といった決済システムを経由する必要があります。 いくつか利用規約や注意事項が表示されるので、一読して問題なければ同意して続行をタップしましょう。 2022年3月末時点で全国186万カ所以上の場所で利用できます。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニチェーンはいずれもQUICPay+対応です。 なお、1万円を超える決済をする際や設定でセキュリティロックをかけている場合は、画面ロックの解除(パスコードの入力や指紋認証)が求められます。 また、以下に挙げている決済はポイント付与の対象外です。あらかじめ確認しておきましょう。 「何らかの事情でクレジットカードを発行できない」、あるいは「必要書類の提示や審査が煩わしい」という人には嬉しいサービスでしょう。 また、海外通販で買い物をする場合など「クレジットカード情報を渡したくない」といったときに、サブのカードとして1枚持っておくと便利かもしれません。 この点、本人確認が完了しているアカウント(=Kyashマネーアカウント)は、本人確認が未完了のアカウント(=Kyashバリューアカウント)よりも還元率の面でも優遇されています。Kyashをお得に使うなら本人確認は必須といえそうです。 また、クレジットカード/デビットカード、イマすぐ入金でのチャージは、還元率が一律0.2%と他より低く設定されています。これらの方法でチャージするのは避けたほうがいいかもしれません(クレカ側で付与されるポイントと合わせて二重取りを狙いたい場合は別)。 「Kyash Card」は発行手数料が900円かかるのが難点ですが、決済手段のメインとしてKyashを使う予定なら発行しない手はないでしょう。 一方、Kyash Cardは3Dセキュア認証に対応しているので、QRコード決済の支払い元に登録できる可能性があります。
Kyash
January 8, 2023 · 1 min · 27 words · Jazmine Adams