本記事では、iPhoneでキャッシュを削除するとどうなるのかを解説したうえで、SafariをはじめChrome、LINE、Instagramなど主要アプリのキャッシュ削除方法をまとめて紹介します。 たとえば、ブラウザでお気に入りのウェブページを再訪する際は、過去のアクセス時にキャッシュされた画像やテキストなどのデータがスマホ内にあるおかげで、ページの表示スピードが上がります。またLINEアプリは、トークで送受信したスタンプやテキストなどのデータをキャッシュとして保存しており、これらをすばやく再表示できるようにしています。 このように、キャッシュは表示を高速化してアプリを効率的に使えるようにはたらくほか、読み込みにかかる通信量を軽減してくれるメリットもあります。 動作が重い・遅いと感じたら、キャッシュを削除すると動作が改善される可能性があります。なお、Safariなどのブラウザでは、閲覧履歴やアカウントへのログイン情報も消えてしまう点は注意しましょう。そのサイトを訪れた際に再びログイン(IDやパスワードなどの再入力)する必要があります。 確認画面で[履歴とデータを消去]をタップすれば、キャッシュの削除は完了です。 「閲覧履歴」「Cookie、サイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」から削除する項目を選択し、[閲覧履歴データの削除]→[閲覧履歴データの削除]とタップすれば完了です。 なお、トークルームごとにキャッシュを削除したり(iOS版LINEのみ)、アルバムごとにキャッシュを削除したりすることもできます。 画像やGIF画像のデータを削除するなら[メディアストレージ]→[メディアストレージを削除]→[メディアストレージを削除]と操作します。 Webサイトの閲覧情報やCookieを削除するなら[ウェブサイトストレージ]→[ウェブページストレージを削除]または[すべてのウェブサイトストレージを削除]とタップしてください。 [アプリのデータを消去]→[OK]とタップすれば、キャッシュ削除は完了です。 アンインストールしても、アカウントが削除される心配はありません。再インストールしてログインすれば、プロフィールやフォロー/フォロワー、過去のフィード/ストーリー投稿などは復元されます。 アプリアイコンを長押し後[×]からアンインストールしてApp Storeで再インストールする方法のほか、「設定」アプリで[一般]→[iPhoneストレージ]→[Instagram]と進んだ画面で[Appを取り除く]をタップ後に[Appを再インストール]で戻す方法があります。 なお、インスタグラムのアンインストール方法や、その際の注意点などについては下記記事を参照してください。 アプリアイコンを長押し後[×]からアンインストールしてApp Storeで再インストールする方法のほか、「設定」アプリで[一般]→[iPhoneストレージ]→[YouTube]と進んだ画面で[Appを取り除く]をタップ後に[Appを再インストール]で戻す方法があります。