本体のデザインやサイズは、前モデルのiPad Air(第4世代)とほとんど変わりません。しかし、チップはM1へと大きく進化しています。ほぼ最高の性能を搭載しているので、ヘビーなゲームもストレスを感じることなくプレイできるでしょう。無印iPadからの買い替えにも向いています。 ディスプレイは10.9インチで額縁が細く、本体サイズの割には大画面で利用できます。画質も文句なしで、iPad(第9世代)などと比べると大きな差があります。 大きく変わったのが本体のカラーです。ボディはリサイクルしたアルミを採用して作られており、スペースグレイ以外の色合いが変わりました。とても落ちついたセンスの良い色合いで、持っていて嬉しくなるはずです。今回は「ブルー」を撮影していますが、iPad Air(第4世代)のブルーよりも色が濃くなっています。 アウトカメラは前モデルと同じ12MPですが、フロントカメラは7MPから12MPへと強化され、センターフレーム機能を搭載しました。各種のWeb会議アプリやFaceTime利用時に、人が動いてもカメラが追いかけてセンターに配置してくれる機能です。どちらもWeb会議には欠かせません。 メモリーが8GBへと強化されたのも見逃せません(iPad Air 第4世代は4GBと思われるが非公表)。パフォーマンスの向上は素晴らしく、ヘビーなゲームや動画編集などもストレスなくこなせるでしょう。 とはいえ、たとえばWebページや動画を見るような作業では、その差はあまりわからないはずです。これは、A14 Bionicでも文句なしに高速だからです。使い方によってはオーバースペックなのですが、長期間快適に使えることは間違いありません。 Wi-Fi+Cellularモデルが5Gに対応した点にも注目です。まだ5Gのカバーエリアは広くありませんが、これから1〜2年で相当普及すると思われます。今から買うなら、5G対応モデルがいいことは間違いないでしょう。 Smart Folioはスタンドを兼用するカバーで9800円です。iPad Air(第5世代)向きの新色のマリンブルーなどがリリースされました。カバーを兼用し角度が調整できる高級キーボードのMagic Keyboard(3万4980円)や、カバー兼用のSmart Keyboard Folio(2万1800円)なども利用可能です。 なお、Apple Pencilは第2世代(1万5950円)に対応します。本体の上にくっつけるだけで充電やペアリングができます。書き味も素晴らしく、筆圧や傾きを検知します。 価格は、Wi-Fiモデルの64GBが7万4800円、256GBが9万2800円、Wi-Fi+Cellularモデルは64GBが9万2800円、256GBモデルが11万800円です。性能を考えると間違いなく妥当です。 ただし、iPad Air(第4世代)と比べると値上がりしています。iPad(第9世代)と比較したときの価格差が大きいのも気になります。予算に余裕があるなら、間違いなくiPad Air(第5世代)がおすすめです。予算が限られる人はとても悩みそうです。できれば、あと1万円程度安くしてくれたら満点だったのですが。
Ipad Air 5
December 15, 2022 · 1 min · 24 words · Louise Brewer