確かに、訪れた場所や滞在時間、移動距離・ルートなどが記録されるのは1日の行動アーカイブとして役立つことも多いものの、勝手に記録されるのは何となく気持ち悪い、万が一他人に見られたら困るので履歴を消したい、という声も少なくありません。 そこで本記事では、まずグーグルマップのタイムライン機能の設定や確認など基本的な使い方を解説。そのうえで、タイムラインのロケーション履歴をiOS/Androidアプリから削除する方法や、さらにタイムラインが作成されないようにする方法なども紹介します。 こうした便利な機能である反面、普段からロケーション履歴について意識していないユーザーの中には、その日の行動が忠実にトレースされていることに、一種の気味悪さを覚える人もいることでしょう。幸い、これらの行動履歴はユーザー本人以外には公開されず、削除したり履歴を残さない設定なども用意されています(後述)。 次の画面で[位置情報が<常に使用>に設定されていない](Android版では[現在地がOFF])と表示されている場合には、その表示をタップします。 「位置情報の権限」画面で[常に許可]にチェックを入れれば完了です。 次の画面でもう一度[有効にする]をタップすれば設定完了。タイムライン機能を利用できる準備が整います。 ここでGoogleフォトをオンにしておくと、その日その時間その場所で撮影した写真なども表示されます(Googleフォトに同じGoogleアカウントで写真がバックアップされている場合)。 「Googleフォト」のスイッチをオンにすると、写真が自動的にタイムラインに組み込まれて表示されるようになります。 地図の下にある日付部分を左右にスワイプすれば、前後の日付に切り替えて表示もできます。
一定期間経過後に自動で削除する ロケーション履歴の記録を完全にオフにする 一定期間のみ記録をオフにする「シークレットモード」を使う
それぞれの設定方法について解説していきます。 最後に、次の画面で[確認]をタップすれば、設定した期間が経過したときにロケーション履歴が自動削除されるようになります。