ポイント還元の廃止に加え、「dカード以外のクレジットカードからの支払い」には新たに利用可能額の制限が適用されます。d払いでの利用可能額は、dアカウントの本人確認の有無によって変動します。
本人確認をしていない場合:dアカウントごとに5万円/月まで 本人確認を完了している場合:dアカウントごとに50万円/月まで
ドコモは、利用可能額の制限の導入について、d払い利用時のセキュリティ強化のためと説明しています。 また、d払いアカウントへのクレジットカードの登録にも制限が加わります。6月1日以降は、d払いのアカウントに登録済のクレジットカードを、他のd払いアカウントに登録できなくなります。たとえば、1枚のdカードを複数のd払いアカウントに登録している場合、先に利用があったアカウントのみで継続してdカードの利用が可能になります。他のアカウントでは、別のクレジットカードを登録するか、クレジットカード払い以外の支払い方法を使う必要があります。 今回のポイント付与条件の変更や利用可能額の導入により、d払いでdカード以外のクレジットカードを利用するメリットはなくなったと言ってよいでしょう。d払いでポイント還元を受けられるクレジットカードをdカードに限定することでdカード自体の価値を上げ、ユーザーにdカードを選んで利用してもらう狙いがあるものとみられます。