au回線で通信障害 深夜から音声通話・データ通信が利用しづらい状況 KDDIは公式サイトなどで1時間おきに状況を報告しています。しかし3時に発表された最初の報告以来、サービスステータスに関する情報を更新しておらず、「現在、復旧作業に努めております」としているのみ。原因は明らかにされておらず、復旧の目処についても何ら発表がありません。緊急地震速報の受信については影響ないとのことです。 auユーザーである筆者の環境ではアンテナピクトはグレー表示のまま。機内モードのオン・オフで一瞬アンテナが1本立つことがあるものの、音声通話はできません。一方、データ通信はおこなえる状況です。 各所で混乱が発生しています。 もっとも懸念されるのは、とっさの緊急通報ができない点です。総務省消防庁では「他社の携帯電話や固定電話から119番通報をするか、お近くの消防署に駆け付けるなど直接通報してください」と案内しています。 また、多くのサービスで利用されているSMS認証やSMSによる2段階認証をおこなえず、サービスの利用に支障が出ています。 — 総務省消防庁 (@FDMA_JAPAN) July 2, 2022 コンサートやスポーツ観戦の入場チケットをQRコードで発券している場合、データ通信障害により入場直前になってQRコードを表示できないおそれもあります。 2要素認証にのこんな弱点があったとは… — じょー∞ (@Full_investdfx) July 2, 2022 誰か助けてけろーー!!😭🐸 pic.twitter.com/dok67peJCz — りん (@Kappa_dish_BiSH) July 2, 2022 今回のような通信障害の事前対策として一つ考えられるのは、複数の通信キャリアを利用できるようにしておくこと。近年普及が進んでいるeSIMを使えば、物理SIMカード1枚と仮想のeSIMカード1枚によって端末で常時2回線での通信経路を確保できます。 — 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) July 2, 2022 eSIMのメリット・デメリットとは? 楽天モバイルでの契約・設定手順や使い方を徹底解説 異例に長引いているKDDIの通信障害。続報が入り次第、追記します。 — うんちゃま (@tsukkkkkun) July 2, 2022 — ロク@大学生マイラー ブロガー (@roku_mile) July 2, 2022 更新(15時10分):KDDIは15時時点で引き続き障害が発生していることを報告しています。 更新(16時10分):KDDIは16時時点で引き続き障害が発生していることを報告しています。筆者所有のau回線を利用したMVNO端末でもアンテナピクトはグレーのままです。 更新(18時33分):KDDIは17時時点で引き続き障害が発生していることを報告しており、新たに原因と影響について発表しています。原因は、2日未明の設備障害によりVoLTE交換機でトラヒックに輻輳(ふくそう)が生じたこと。トラヒックの輻輳を軽減するため、流量制御などの対処を講じているため、ユーザーの音声通話・データ通信が利用しづらい状況が発生しているとしています。 更新(3日0時02分):KDDIは3日0時時点で引き続き障害が発生していることを報告しています。 更新(3日8時45分):KDDIは3日1時、復旧目標時刻を西日本で3日7時15分、東日本で3日9時30分に設定していることを公表。全国的にデータ通信を中心として徐々に回復してきているとしていました。3日8時時点では、復旧が見込まれる時刻を遅らせ、西日本は3日11時ごろ、東日本は未定となっています。西日本・東日本ともに障害は70%ほど回復しているとのことです。 更新(3日16時15分):KDDIは12時時点で、西日本エリアの復旧作業が11時頃に終了し、東日本エリアの復旧作業は17時30分頃に終了予定だと発表しました。14時時点で、西日本エリアでは復旧作業終了後もネットワーク試験の検証中につき、流量制御などの対処を講じているため、利用しづらい状況が継続しているとしています。 更新(4日11時35分):KDDIは3日18時時点で、東日本エリアの復旧作業が17時30分頃に終了したと発表。4日7時点で、全国的にデータ通信は概ね回復しているものの、流量制御などの対処を講じているため、音声通話が利用しづらい状況が継続しているとしています。 更新(4日16時53分):KDDIは4日16時時点で、音声通話・データ通信含め全国的にほぼ回復していると発表しました。
Au
January 10, 2023 · 1 min · 60 words · Albert Edmisten