新たに発売されるグローバルモデルは、「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」、「optimus X IS11LG」、「Xperia acro HD IS12S」、「MOTOROLA RAZR IS12M」の4機種。 「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」と「optimus X IS11LG」は、1月20日に発売予定である。 「Xperia acro HD IS12S」は、ワンセグ、おサイフケータイなどに加え、Xperiaで初の防水に対応したモデル。CPUはデュアルコアで、HD720(1,280×720ドット)の超高解像度ディスプレーを搭載している。OSはAndroid2.3。Wi-FiテザリングとWiMAXには対応していない。3月中旬以降の発売を予定している。 「MOTOROLA RAZR IS12M」は、薄さ7.1mmのスリムボディに高強度のKEVLARファイバーを採用し、強度と軽さを両立したモデル。重量は127gとコンパクトだ。バッテリーは1780mAhと大きく、独自の省エネ機能「Smart Actions」により、長時間利用できる。デュアルコアCPUを搭載している。OSはAndroid2.3。Wi-FiテザリングとWiMAXには対応していない。3月上旬以降の発売を予定している。
BARタイプでテンキー搭載、「INFOBAR C01」
「INFOBAR C01」はテンキーを搭載したモデル。2012年2月上旬以降に発売を予定している。 「INFOBAR A01」で好評の「iidaUI」を「INFOBAR C01」に最適化して搭載した。106gという軽量コンパクトボディにより、片手でも快適な操作感を実現している。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信対応。
ユーザの選択肢がさらに広がった
NTTドコモに比べるとラインアップが少ないように感じたauのAndroid端末だが、今回の発表により、auのユーザがスマホを購入するうえで選択肢が広がった。なかでも、これまではドコモでしか購入できなかったギャラクシーシリーズの登場と、完成度が高いテンキー搭載モデルの登場のインパクトが大きい。 「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」は、WiMAXに対応したことで快適な通信環境を確保した。また、デュアルコア(1.4GHz)のCPUを搭載しており、スペックも高い。高機能の端末を求めていたユーザにとってうれしい発表だろう。 一方で、完成度が高いテンキー搭載モデル「INFOBAR C01」の登場は、タッチパネル式のスマホのデザインに対して抵抗があったユーザにとって、心強いはずだ。好評の「iidaUI」が最適化されていることから、使いやすさにも期待できる。 発表会では、LTEサービスを秋頃に開始したいとの発言もあった。auの今後の展開が楽しみである。
au 製品ラインアップ au 2012年春モデル スペック比較(アプリオ)