ディスプレイは、5インチのフルHD(1080×1920)TFT液晶を採用。画素密度は440ppiと、一般的な写真プリントの1.5倍を誇る精細さで、緻密な描写を美しく表示する。屋外でも見やすい「Super Clear Panel」も搭載。ディスプレイ額縁をできるかぎり狭め、大画面でありながらボディの幅は持ちやすい69mmと抑えた。

カメラは1630万画素(春モデル中最高)のSony製裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載するほか、透過率の高い5枚のレンズにより、暗いところでもきれいに撮影が可能。0.5秒の高速起動も快適だ。カメラ撮影時のインターフェイスをシンプルに改善し、撮影から閲覧までの操作性も向上している。 使いやすさを追求する富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」では、周囲の騒音に合わせて受話音を強調する「スーパーはっきりボイス4」をはじめ、スマホを手に持って使っている間は画面を消さない「持ってる間ON」、ロック解除が簡単になるスイッチ付き「スマート指紋センサー」、年齢に合わせて見やすい色味に補正する「あわせるビュー」など、様々なサポート機能を備える。

メモリは2GB、内蔵ストレージは32GB。外部メモリーは、microSDHCに加え最大64GBまでのSDXCカードに対応する。バッテリー容量は2420mAhで、タイマーできめ細かく節電設定できる「NX!エコ」機能も継承している。パケット通信はLTE(Xi:下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)をサポートする。 そのほか、防水・防塵(IPX5,8、IPX5X相当)、おサイフケータイ(Felica)、NFC(TypeA/B)、NOTTV、ワンセグ、赤外線通信、テザリング、Bluetooth 4.0などに対応する。おくだけ充電には非対応。 サイズは約140×69×10.3mm、重さは約157g。カラーはBlackとWhiteの2色展開で、発売は2月中旬の予定となっている。 参考記事:ドコモ 2013年春モデル スマートフォン 特徴・スペックまとめ

ARROWS X F-02Eの実機をチェック

実際に操作してみたところ、映像再生やカメラなど、実に滑らかで安定した動作だった。画面も非常に高精細で美しい。全体的な完成度としては、従来機より確実に進化している。 ただ少し気になったのは、YouTube動画を数分再生した際に、他機種よりもやや熱を持つように感じられたこと(熱くて持てない、というようなレベルではない)。Tegra3であること、CPUのクロック数アップ、フルHD解像度の液晶などにより高負荷がかかるためなのか判然としないが、肌感覚としてそのような印象をもった。

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