先日、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは各メディアで、キンドルを年内に発表すると話していた。先月に報じられた角川グループに続き、販売実現に向けて、各出版社との調整を進めているようだ。 契約の内容は分からないが、角川グループとの契約は、新文化の報道によると、今後日本で発売されるキンドル上のほか、同サービスに対応しているPCや各種スマートフォンなど、すべてのデバイスで電子コンテンツを販売する契約を締結するという内容だった。また、「価格決定権」は、アマゾン側が持つとも報じられた。仮に似たような契約内容であれば、出版業界の常識を覆す状況にある。 学研や主婦の友社はiOSとAndroid向けのアプリで、電子書籍を多数取り扱っている。これまでも積極的に電子書籍の事業を展開していることから、多数の書籍を販売する可能性が高い。 従来の電子書籍では価格に驚きはなかったが、キンドルではどうなるか。注目だ。
アマゾン電子書籍、40社と配信合意 学研・PHPなど(朝日新聞)