東芝は17日、Androidタブレットの新製品「REGZA Tablet AT703」および「REGZA Tablet AT503」を6月21日より発売する。

ビジネスや勉強に活躍する多彩な機能

「AT703」は、ノートのようなユーザーインターフェースを採用し、付属のスタイラスペンで文字や図形を手書きできるノートアプリ「TruNote」を搭載しているのが特徴。思いついたアイデアなどをノートに書き込めるほか、線の種類や色を変更してイラストも描ける。 ペン入力では独自開発の筆跡予測エンジンを搭載し、表示速度を速めたり、紙のような書き心地を実現しているという。

また、書き込んだ文字や図形を手書きで検索したり、手書きした文字をテキストデータに変換してメールで送信できる。さらに、図形や表なども、Office形式の文書に変換してPCなどで閲覧や編集が可能。 会議で使用したホワイトボードの内容などを簡単にデータ化するアプリ「TruCapture」や、プレゼンなどでも有効なパワフル音響の「harman/kardon ステレオスピーカー」など、勉強や仕事でも役立つ多彩な機能も搭載している。

ディスプレイは、高精細なWQXG(2,560×1,600)液晶(約300ppi)。また、NVIDIAの最新プロセッサTegra 4を採用した高速処理、次世代高速無線LAN規格「Draft IEEE802.11ac」にも対応している。 OSはAndroid4.2、RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB。microSDカードスロットも利用可能。背面カメラは800万画素CMOS。バッテリー駆動時間は約9.5時間。サイズは約260.7×178.9×10.5mm。重さは約671gとなる。 下位モデルの「AT503」は、軽量(600g)で長時間のバッテリー駆動(約11.5時間)を実現したモデル。ディスプレイは10.1インチのWXGA液晶(1,280×800)を搭載。「TruNote」には対応せず「TruCapture」のみ、CPUはTegra 3クアッドコアとなる。RAMは1GB、内蔵ストレージは32GB、背面カメラは約300万画素。サイズは約260.7×178.9×10.3mmとなる。 両機種とも“Wi-Fiモデル”となり、価格はオープンだが、実売予想価格はそれぞれ9万円前後、5万円前後とされている。