LINEは20日、LINEクリエイターズスタンプの販売国をLINEを利用できる世界230の国と地域に拡大することを発表した。 まず、6月23日より、LINEアプリ内のスタンプショップにおいて、230の国と地域を販売国に追加する。 さらに、6月26日より、ウェブ上からスタンプを購入できるLINEウェブストアにおける販売国に、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリア、イタリア、ブラジル、スペインの9カ国を追加する。 今年4月、LINEの登録ユーザー数は世界で4億人を突破しており、今年度内の5億ユーザー達成はほぼ確実とみられる。また、今年4月時点で、LINEのユーザー数が1,000万人を突破している国と地域は、日本、タイ、台湾、インドネシア、インド、スペイン、アメリカ、メキシコ、韓国、マレーシアだった。 5月8日に開始されたクリエイターズスタンプ販売において、これまで販売可能だった国は日本、台湾、タイ、インドネシアの4カ国、合計ユーザー数は1億人強に留まっていた。今回の販売国追加によって、潜在的な購入ユーザー数が一挙に4億人以上に増加することになる。単純に売上が4倍近くになると考えるのは早計だが、クリエイターズスタンプの販売に弾みがつくことは間違いないだろう。